2009年9月14日

新聞の行く道とは?

i.asahi.comが新しくなってる。
日経新聞や産経新聞に続き、大手新聞社がPDAやスマートフォン向けサイトを開設してるのだけど、この流れにはいまいち疑問符がつく。本来の紙媒体の強みである一覧性や色々な記事が読めると言うメリットは小さい画面のPDA等とは本来全く真逆の性質のものであり、どんなにUIを解りやすくしたとしてもそのデメリットはいかんともし難い。

それよりも使いなれたRSSリーダー等で自分の関心のある記事を読み込んでおいて、ローカルで眺めて行く方がよっぽど効率が良いのではないか?更に致命的な欠点とも言えるのが課金体系が確立していないと言う事で、いくら投資してもこれを見て朝日新聞やその他新聞を購読する理由になるかと言えばやっぱり疑問符がつく。部数の下落が止まらない所で打った対策なのだろうが、インターネットによって速報性の失われた新聞自体に価値が失われている昨今で、それに対する明確な解が無い限りはどれだけネットコンテンツを充実させても答えにはならないんじゃないかなー。

これからの新聞に求められる、生き残るために必要なものとは何なのだろう?決してこんな陳腐なサイト作りではないと思うのだけど。自分自身は何となく紙をぼんやり眺めるのが好きなので昔からずっと購読しているんだけどね。

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