2009年9月18日

ゴールデンエイジとバイオ年齢


最近、父兄によく聞かれる言葉「ゴールデンエイジ」今更説明も必要ないだろうがスキャモンさんの成長曲線曰く

上図のように少年期は、神経系の発達が著しく、5~6歳で成熟期のほぼ80%、12歳ではほぼ100%に達してしまいま す。そして張り巡らされた神経経路はなかなか消えないという特徴を持っています。「1度自転車に乗れるようになったら何年間も乗っていなくてもすぐにまた 乗れる」「子供の頃覚えた遊び(コマやあやとり等)は大人になっても忘れない」のはそのためです。このさまざまな神経回路が形成されていく大切な時期のう ち、特に9歳~12歳頃の年代は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、サッカー以外のスポーツでも重要視されています。

んで、このプレゴールデンエイジやゴールデンエイジなどの説明で必ず入れて欲しいのが「バイオ年齢」という概念。バイオ年齢は単純な年齢ではなく、個人差によってプラスマイナス4歳ほどの個人差があるということ。これを考えないと幼少のころにダメだった子はずっとダメだ。という結論に達してしまう。今現在4年生で体が小さくて動けない子でも一学年下の子達とミックスで練習させると途端に輝くプレーをしたりする。早生まれなどの問題もあるだろうし、一概にゴールデンエイジは何歳から何歳とか決め付けてしまうのはどうかなーと思う。 上下4歳って行ったらほとんどこの理論が成り立たなくなる位の年齢なんでアレなんだろうけどなー。みんな他人を気にして一喜一憂してるけど、早熟な子や体が大きい子は今の時点で強いのは当たり前、おまけにこの時期は精神的な部分も大きくて自己顕示欲が強く負けん気の強い子ほど活躍する傾向にある。

もちろん、ゴールデンエイジの効果を無視している訳ではないし、それだからこそ息子と特訓なんかしてるバカ親な訳であるんだけど、あまりに過剰に意識する必要はないんじゃないかと、小学生のころにスーパーだった子が高校生まで残るほうが珍しかったりするし、小学校1年生で恐るべし才能の子が4年生で追いつかれたりするのも見る。逆に中学生になってから開花する子もいるしね。個人的には中学3年生の時点が目安かな。フィジカルにも差がなくなってくるし。長い道のりだな(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿