2009年9月29日

父が息子に残すもの息子が父に贈るもの―子育てサッカー光と影



世にいる全てのお父さんコーチに捧ぐ!そんな感じのサッカー子育て奮戦記ですね。何が驚いたかって舞台である札幌の厳しい自然環境。普通にサッカーが出来ない土地でも工夫して息子と二人三脚で教え、学ぶ小学校時代は素直に感嘆するばかりです。物語は大学生になるまでを淡々と紡ぐのですがやはり蜜月時代であった小学校時代が活き活きと書かれているのが印象的でした。そしてその後の苦悩と悩み、上のレベルを体験するにつれ今まで出来ていた事が難しくなっていく事への不安、そういった事も考えさせられました。

まだまだインターネットも普及しておらず、指導法も色々と模索していた頃だと思いますので、自身がサッカーは未経験にも関わらずチームのコーチを引き受けて指導を行うのは並大抵の事ではないと思います。その熱意と結果が出た事の喜びに感動させられます。

翻って現在ではいささか情報過多な部分もあり、指導法も果たしてどれが良いのやら。いずれは確実に自分も通る道、興味深く拝読させていただきました。色々な著書やHPにもありますが上のレベルに行くにつれ様々な悩みに直面しますね。今が一番良い時期なんだろうなー(笑)

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