なんてCMが少し前にありました。あれ結構好きで試合前に息子に見せたりするんだけれど。
最近の子供のサッカー指導は、自分が子供の頃と比較してものすごいレベルにあると感じる今日この頃。
自分の子供の頃は週末の土日がサッカーの練習だった、平日に練習なんて考えた事もなく、のんきに近所の公園でみんな集まってサッカーをしていた。夏休みも平和なものでサッカー漬けだった記憶はあるが、それは自分が好きでやっていた記憶でしか無い。まだJリーグももちろん無く、夢は日本代表!と言ってはいたけどその為にどうすれば良いかなんて考えもしなかった。日産対読売以外の試合は客がほとんどいなくて、球団関係者がチケットをくれて「これあげるから友達呼んできて」なんてシャレみたいな話もあった位。
転じて今の子供たちのサッカーの進化は凄まじいものがあり、息子も3年生にして自分の6年生位のテクを軽々と披露している、夢をつかむための道順もはっきりしていてJリーガーになる為には大体これ位のレベルにいれば大丈夫なんて指針もある。高度に競技化が進み専門性が増した近代サッカーでは、才能があっても中学生からサッカーを始めたのでは遅い。身に付けるべき基礎技術の習得は早ければ早いほど有利で個人的には5年生くらいから始めたのではダメなのではないかとの印象すらある。もちろん例外はあるんだろうが極々希少なケースに限ると思う。
そこでやはり感じるのが「身代りアスリート」という言葉。自戒してはいるが自主的に息子がサッカーを好きになったとはいえ、親が喜ぶ事を子供は自然とするもの、自主的というか半洗脳といった方が正しいのだろう(笑)週末はほぼサッカー漬けで会話もサッカー中心。その様なサッカー一家が子供の燃え尽き症候群と共に崩壊するなんて話も良く聞く。自分の子供の頃の何倍もの努力をして技術を習得し、低学年の頃からセレクションの結果で一喜一憂する。それは果たして健全な姿と言えるのだろうか?息子の意欲が続くまでは頑張ろうとは思うがくれぐれも自分も気を付けて接しなくてはね。ネクストレベル、終わりなき道はどこへ続いているのやら。
0 件のコメント:
コメントを投稿