昨日は息子のサッカースクール。週に一回、90分間のレクチャーなのだがやはり選ばれた子たちばかりなのでレベルも高い。そこでは主に個人の1対1に関するスキルを磨く場所で、狭い局面での勝負の仕方を色々教えてくれているのだが、昨日見た内容は今までと違いスペースの選択や集団でのボール奪取の方法を教え始めていた。段階を踏んでレベルアップしていくのだろう。
その後のミニゲーム、キーパーは交代するものの、その後のポジション取りは比較的緩やかで攻めたい子は攻め、守りたい子は守るといった感じ。息子がいたチームは攻め気の選手が多くみんなボールをもらいに行く事無く、スペースに走りこんでもらう動きを連続で行う。もちろん基点から離れる動きを全員がするのでパスも繋がらず、守りに戻ってくる選手も少ないので連続で得点を奪われる展開に。
コーチが助太刀に入るとその傾向は一層顕著になり、ロングパスを蹴れるのでさらに基点を作らずにポジションはワイドに。コーチももどかしそうにしていたが、あえてみんなには伝えず黙々と失点を重ねる。結果そのまま練習終了。途中で見学の父兄の方が「ポジションを決定せずにそのまま失点を重ねているのは、ポジション取りを指示しないコーチが・・・」と繰り返し述べておられた。(違うかもしれないけどそんなニュアンス)
誰の批判をする気もないのだが、週に一回のスクールで教えるのは限界があるし そこは修正できるレベルの子達なのではと思う。教えれば出来るが、自分達で修正する動きが無いのは正直ガックリした。帰りに息子と車中で話し、今日の流れを聞いたところ、所属チームでなるべくワイドにスペースを使おうと言われているので、ポジションチェンジの際も気をつけてなるべく大きなポジション取りを心がけたそうな。なるほどと得心。確かにふくらんで広がる動きは再三していたし、頻繁に動きなおしたりもしていた。
その後に、自分と同じ動きをする選手が複数人いて、それを後ろから見ていて同じ動きをする事のミスを再確認、ポジションが被っていたら中に切り込んだり、ボールをもらいにいって捌かなければと教える。ちょっと難しいかな。
せめて週に2回あればそこら辺もゆとりをもって勉強できるのだけど、もどかしいのはコーチ本人だと思うのだが(笑)やはり練習終了後に、守備の意識の低さと攻守の切り替えの遅さを指摘されたとの事。これからは頭を使ってやるサッカーへ移行していく。その中でなるべく丁寧なトラップおよびターンの練習が必須。考えて欲しい事をこちらが教えるのではなく、視野が広がり考える余裕の出来る正確な動作を覚えて欲しいし、みんなにも指導したいもんだと改めて感じたのでした。
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