2009年10月31日

握りしめた欠片



 沢木冬吾の新作、この人の書くヒーローはいつも陰があるんだけど今回もずばり。閉鎖的な島内の利権争いと主人公の姉の失踪が複雑に絡まっていくというストーリー、のっけから重い。しかし話のテンポが非常に良いので純粋に楽しめる。

この人の書く本は自分的には鉄板、面白くない訳がないというか。久しぶりに償いの椅子が読みたくなった。ハードボイルドが好きな人は間違いなくオススメ。良作です。一気に読み終えてしまいました。

まず石を投げよ



「廃用身」で衝撃を受けた久坂部さんの作品。医者の隠蔽体質に一石を投じると言う内容です。読後感はあまり良くなかったけど、読み物としては十分に楽しめました。ただ、謎解きがいまいち練れてないのと、人物の描写が薄い。何というかこの人の作品ってもっとねっとりした感じの人物が出てくると良いのにさっぱり気味のいわゆる執着しない人が多い、言ってる事は恐ろしいんだけどそのキャラクター自体が無味無臭気味というか。廃用身はそれが逆に不気味だったのか・・・

Amazonのレビューでは酷評されてるけど、そこまで悪いのか?とも思った。期待値が高いと言うか最初が凄かっただけに厳しい評価なんだろうな。著者は現役の医者です。かなり際どいことも書いているので医療物が好きな人はお勧め。

2009年10月30日

インフル襲来

昨日、とうとう受け持ちの1・2年生クラスにもインフルエンザによる学級閉鎖が出たらしい。詳しくは今日の練習で聞いてみなくてはならないのだが、これで5月2日の大会は人数がギリギリになってしまいそう。もちろん指導者側としては安全第一なので仮に不参加となっても仕方のない事と割り切れるのだが、試合を本当に楽しみにしていた子供たちがかわいそう。

特に2年生は3年生の人数が多くて、試合がほとんど無いので気合十分だったのだが・・・大きな大会を控えている子もいるだろうし、受験を控えている子なんてもっと深刻な訳ですが、早く沈静化してもらいたいものですね。

2009年10月29日

ラーメン膳を考える。




えー、事務所のすぐ近くにあります博多ラーメン膳、良く行きます、常連さんじゃないけど店員さんに顔覚えられちゃいました(笑)そんな私のソウルフードと化している膳ですが、何といっても一杯280円のコストパフォーマンスが売り。大盛りラーメンで380円、しかし本当に儲かるのかなと要らぬ心配が頭をよぎりちょっと計算してみた。

膳の年間売り上げ目標は9600万円らしい、12で割って月割り800万円、年中無休なので日割りで263,000円、席数がこの前数えたら19席なので1席辺り13,900円弱。営業時間が11時~0時で13時間、流れもあるが時間辺り1,070円売り上げればOKか。さてお次は客単価、自分は昼間にしか行かないが大体みんなラーメンの他に替え玉やおにぎりなどのサイドメニューを頼んでいる。夜はビール等もあり単価が上がるので平均単価にすると450円~500円は行ってそうな感じ。

昼間でなくてもほとんど席は満席で、待ちもあるが平均にして20分ほどで食べ終わって出て行くので1,500円/席は行きそうな感じとすると・・・ 良かった。採算合うんじゃん(笑)深夜の時間帯はもっと寂しそうな予感もするので何とも言えないけれどこの価格と味は天神地区最強といっても良いと思う。ほっと一安心してまたお店に行こうと誓うのでありました。

ちなみに坪数が24坪で坪単価2万円位だと思うので約50万円、人件費が5人ローテ位でまわしているのでざっと150万円位かな。ラーメンの原価率ってどれ位かわからないけど親会社が製麺工場なんで30%位で収まっているのだろうか。粗利を考えると納得だが、この超回転率をベースとしているだけにやはり恐るべしです。

2009年10月28日

超ポジティブシンキング

昨日は息子のフリー参観日でした。1時間目から最後までどの時間を見ても良いと言う先生方にはまるで拷問のような企画、俺たちの頃ってそんなのあったっけ?算数の授業から流れるように国語の時間へ、息子は最後列で落ち着きが無い。みんなが考えている時でもそわそわ、とにかく無駄な動きが多く挙手のリアクションも大きい、発言意欲も高くてそれは良い事なのだが・・・お調子者の典型ですな。

3時間目は体育、クラス対抗リレーだそうな。うちの学年はサッカー部員の人数が23人とめちゃくちゃ多い、5クラスで20人×5=100名のうちの23人なのでサッカー比率23%! おかげ様でみんなの活躍を堪能できました。息子はアンカーだったけどバトンがダントツのビリで回って来て苦笑い。一生懸命走ってたから良しとしましょう!

その後はサッカースクールへ、そこでコーチに今回の練習の目当てを言われたとの事、「3人は抜けるが最後で取られる、そこを頑張ろう!」と言われたらしい。結局取られているのだからダメなんだけど乗せるのが上手だね。 いつも思うんだけど息子は本当に物怖じしないと言うか発表が大好きで、コーチの問いかけにもいつも大きな声で発言する。間違っていてもどこ吹く風。スクールは3・4年生が一緒に練習するのでやっぱり出来ない事が多く、注意される事も多い。きつく言われることも多々あるが、それも「わざわざコーチが僕のために言ってくれてるんだ!頑張るぞ!」と言って張り切っている。落ち込む事ももちろんあるんだけど基本が超ポジティブなんで助かる。この前も出来ない事やわからない事を休憩時間にコーチに質問しに行って給水の時間なくなっているし(笑)

後で聞いた話だが、今回のセレクションは3年生のレベルが高かったらしい。2次選考の時は正直な話「こりゃ無理だな」って思ってたんで 受かった時はびっくりした。本当に上手な子が何人もいたんで。後から考えればこの発言力とポジティブさが効いたのかなーなんて思う。3年生時点の実力なんてすぐに変わるのなら伸びやすい子を選ぶって感じかな、親が言うと自惚れだけど(汗)正直な話、コーチの言う事を忠実に実行して実力は前と比べて明らかに伸びている。小さい頃から挑戦しよう、失敗しても大丈夫、一番ダメなのが何もしない事。って事ある毎に言っていたのでそれが少しは役に立ってるのかも。これからも少しでもこの気持ちが長く続けば良いなと思うところ。

2009年10月27日

Twitterを考える。

いや、単なる疑問なんだけど。私も愛用させていただいております「Twitter」なんだけど、最近様々なアプリに投稿できるようになったりする連携の動きが多くなっている。それ自体は素晴らしい事だし、自分のつぶやきを見て欲しいユーザーにしては一つの投稿で様々な媒体に載るのは楽しいんだろうけど・・・

ちょっとハブ化しすぎてないかなぁと。140文字のつぶやきなんてトラフィックに与える影響は微々たるもんなのだろうけど、一言つぶやいたものが様々な媒体に同じ内容でトラフィックを圧迫して、さらにそのRTで~って流れになると結構馬鹿にならないような気もしてしまうのだ。そこら辺どうなんだろうなー。

サッカーが子どものこころを育てる




ごめん、キーちゃん。俺立ち読みしちゃったよ・・・何か最近これ系統の「子育てサッカー本」が多い。確かに近年のサッカーは昔と比べて低年齢から競争の要素が多く、小学生の頃からセレクションなどでふるいをかけられるいわばお受験のようになっているので(ご多分にもれず乗っかっているんだけど・・・)こういう本の需要も増えているんだろうなと推察する今日のこの頃です。

んで、内容はもちろん?「自主性を育む」「失敗を容認する」「若い頃から才能の芽を摘むのはダメ」などなどの有難いノウハウがぎっしり詰まっております。北澤らしからぬガッツあふれない意見に正直がっくり。炎の漢、北澤もこんなふ抜けた本を書くようだと、こうなったらラモス辺りに身も蓋も無いサッカー指導本を書いて欲しい所。「才能が無い奴は最初からダメ」「協調性なんてクソ食らえ」「若い頃から相手の才能の芽を潰せ」などの熱い本音を吐露した本を読んでみたい!カズは「おはぎ」だもんな(笑)息子は野球やってるんだっけ?

成功したいのなら成功した人に聞け!ってのはよく聞く言葉だが、これがキーちゃんの本音とは俺は思ってないぜ!!(笑)

2009年10月26日

Windows7のマルチタッチ触ってきたよ。

噂のWindows7のマルチタッチ、いてもたってもいられず触ってきた。



FMV-BIBLO MT/E50をビックカメラ天神店で発見! 液晶がひっくり返ってタブレットになるという代物ですよ。まず第一の感想は・・・「重っ!!」バッテリがついて2kgだそうな、どんな状況でタブレットで使えって言うんじゃ!!片手で操作なんて俺でもきつい。お店の人も苦笑してたけど・・・

で、インターフェイスはもちろんマウスとキーボードに最適化されているんでタッチで使用するのは一部苦しい操作もあり、タッチの精度が悪く誤作動が多い。店員さんが何度も操作を説明しようとするけど、思った通りに動いてくれなくてしどろもどろに。ここら辺は初期ロットなんで今から微調整していくんだろうし、タッチパネルに最適化されたアプリが増えて行けばもっと使いやすくなるんだろうけど、やっぱりMicrosoftらしいなーと。

デスクトップ液晶の広い画面では比較的快適に使えていたんだが、デスクトップでマルチタッチの有効性がいまいちわからないオイラ。タッチする出来る場所に画面があったら目が近いし(笑)やっぱりタブレットノートならではの使用法なんではないでしょうか?Eee PC T91MTも笑っちゃうほど情報が少なく、本当に発売されるかも不明・・・

はっきり言って前途多難なスタートと言えましょうか、どうなる事やら・・・

2009年10月25日

沈庭魚



こちらも江戸川乱歩賞受賞の公安警察もの。 はっきり言って面白かった、公安ものってとにかく変わり者が多くて内部で喧嘩ばっかりしてる印象だけど、これも正しくその通り(笑)

■不破は、警視庁公安部外事二課所属の刑事。中国と北朝鮮に関する国際諜報活動・情報収集が仕事だ。相棒は無口な若林刑事である■――その日、日本に激震 が走った。「毎朝新聞」一面に現職国会議員が中国に機密情報を漏洩した疑いがある旨の記事が掲載されたのだ。しかもその議員は与党閣僚経験者とあった。大 物保守政治家の中に中国のスパイがいるという驚くべき内容だ。情報元は米国に亡命した中国人外交官■当初警察は当該情報をガセネタとして黙殺姿勢をとって いた。だが、数日後、不破は今抱えている仕事から外れるように指示を受け、公安会議室に行く。会議室に集められた30名の捜査員たちは、エリート女性幹 部・凸井(とつい)理事官から驚くべき情報をもたらされる■亡命外交官が漏らした情報《閣僚経験者の大物沈底魚がいる。暗号名はマクベス》は信憑性がある ので捜査せよというのだ(「沈底魚」とは指示があるまで何年も一市民として暮らすスパイのこと)■捜査を進める不破の前に、相棒・若林の二重スパイ疑惑や 公安刑事同士の反目と内ゲバ、凸井理事官の不審な行動などが次々浮上し、ついに命まで狙われる。果たして事件の真相は? 沈底魚は誰なのか? 裏切り者 は? 後半相次ぐどんでん返しで、最後の一頁まで気を抜けない小説。

ものごっつい伏線があるように感じますが内容はいたってシンプル。テンポ良く物語は展開していくし、ある程度難解な所があっても気にせずに読んでいった方が良い作品だなと感じました。他の作品も有名どころがあるみたいなので読んでみようかなと。特に最後の20ページくらいの疾走感は読んでいて気持ちよかった、良作です。

TENGU



大藪春彦賞受賞作品。昔起こった惨殺事件が病に冒された余命少ない刑事から因縁のある新聞記者へ、その当時の事件を紐解いていくに従ってまだ見ぬ真相が解き明かされていくと。

大筋は面白かったかな、無理やり近代と繋ぎ合わせるのに911テロをかましてるけど、これは明らかにいらない、失敗。大藪晴彦賞らしく?アメリカンな感じを醸し出そうとするためか舶来ブランドが続々と、この主人公の背景を知るきっかけにはなるけど外人さんじゃないんだから(笑)ジープに乗り、コンビーフとパンのサンドイッチを食べ、ジムビームを飲み、ビクトリノックスのナイフを持ちって・・・ 90年代に流行ったな、俺もかぶれた時期があった(笑)

TENGUの正体に関しては意外と言えば意外だが・・・、正直なところ、ミュータントの方が納得できる。現代にネアンデルタール人が生き残っていた!って言うのもあまりといえばあんまりな所だな、合理的な説明をしようとしても厳しい。思い返せば近親相姦や人類と古代人の掛け合わせとか集団レイプとか、とんでもなく廃退的な作品、それをヒロインの美しさだけで浄化しようとされてもそりゃあんた!無理あるでしょうと。落とし所と評価が微妙な作品でした。

2009年10月24日

週末練習

今日は土曜日練習@1・2年生、全員で8人と少人数でしたが周囲を見る工夫と癖を身につけさせたく練習に挑む。3mほどの正方形の中に全員入れて、声を出さずに手でボール回し。安易に声を出させると声の大きさで決まってしまうのであえて声を封じる事によって周囲を見る癖をつけて欲しいと。8人で1つのボール→2つ・3つと増やして行き強度を上げる。途中でゴロしかダメ、声を出してもOKと変えていくことによって子供の動きも変わる。

面白かったのは声を出さないとボールを迎えに行かなければもらえない事に気づいた子供が出てきて、それからはまるでラグビーのように。しかし声を出すとそこでまた立ち止まる展開になった事。声を出すのも闇雲に「ヘイ!ヘイ!」と言う子がまだ多く、ここら辺も修正課題かな。その後は4対4に分けてワンバウンドで早く10回ボールをまわした方が勝ち!というゲームへ。その後はしっぽ取り、ボールだし、ミニゲームで終了。2年生の子がみんな消極的でちょっと不安。1年生はとても元気が良いのだけど・・・

ここら辺は指導で工夫しても難しいところなんだよな。

息子は3年生で縦割り指導、6年生にも局面では負けず。上級生のトラップがダメ。止める、蹴るの動作では全く引けをとってない、フィジカルは致し方ないとして・・・他の3年生も奮闘、こりゃ4年生は何人か喰いそうな感じだな、こちらも楽しみ。

2009年10月23日

どっちでもいいじゃんと。

最近の指導方針、自分の中で色々考えている事。「パスなのかドリなのか」「個人戦術まで教えるかチーム戦術まで教えるか」

「パスかドリ」問題に関しては結構前から結論は出ていて、パスは決して悪い事ではないが、可能性を信じてドリブルをするのだったらそれがチーム全体の選択として間違っていても極力容認する。要は自分で「いける」と思ったら仕掛けなければダメと言う事。それが例え自陣ゴール前であってもOK。ただし、失敗した場合その後の声掛けは必ずする事。上手くいって成功体験を得ているうちは否定しない。逃げパスが一番ダメ。

「個人戦術まで教えるかチーム戦術まで教えるか」これが難しい。チームとしてはっきりとしたコンセプトがあれば教えやすいのだが、正直そこまで窮屈な指導はしたくない。サイドを使ってセンタリングからシュートっていう戦術を多くのチームが使っているが、それってつまらなくないか?とどうしても思ってしまう、ショートパスとドリブルを駆使してゴールに直線的に向かっていくプレーがもっとあっても良いのに、高学年になるとどのチームも判を押したようにサイド攻撃にこだわり始める。サイドを突破したら中にえぐれば良いのにそこでセンタリングを上げてしまう。これは子供たちのせいではなく、チーム戦術という決まりを守ることが第一の指導のせいで個性がなくなっているからだと思う。

かと言って「個人の発想を尊重する」と言った良くある放置プレーでは、選手自身の発想が逆に貧しくなる、育たなくなる恐れが出てくる。良いプレーは褒め、果敢にチャレンジした失敗は褒め、失敗した場合はなぜ失敗したのかを必ず考えさせる。それが必要。

そんな事をつれづれと考えているといつも最後には「楽しきゃどっちでも良いじゃん」なーんて思ってしまうのだが(笑)何かまとまらないよなー、ここら辺。

2009年10月22日

EeePC T91MT

昨日のタクティクスボードを書いていて、何となく気になってきたWindows7搭載のネットブック。コンパーチブルで小さめのモバイルノートって無いもんじゃろか?と思って探してみたらありました



EeePC T91MT だって、プロセッサがAtomN系でSSD32GB、はっきり言って惹かれる。スペックはともかくとして、マルチタッチの楽しさを体感してみたい!Winベースだったら既存のソフトの組み合わせでタクティクスボードくらいは余裕でこなせそうな。おまけにYoutubeが見れれば子供たちにその場で凄いお手本になるプレーを見せられる!!

Bumbtop とか使ってグリグリのスイスイでタクティクスボードを操る自分を想像しただけでお父さんもう血圧が上がってしまいます(笑)実際は子供が群がって教えるどころではなく、半ギレで「聞けーい!!」とかなっちゃてる恐れもあるんだけれど・・・

解像度を一発で変えられるようにして、仮想デスクトップにしてもフリック操作で使いやすそうだし、夢が広がるこのマシーン。問題はいくらで発売されるかなんだが・・・来年の今頃にはタブレットPCがMicrosoftとAppleとHPから出る事は確実なんで散財は避けたいところ。でも何だかんだでWindowsがフルで使える環境は 捨てがたかったりするのです。詳細スペックも決まっていないようですが俄然夢が広がるこの一台、もう少し違う機種もチェックしてみた方がいいかもな。

2009年10月21日

こんなアプリ作って欲しい。

前から思っていたけど、フォーメーションを教える時に不可欠なタクティクスボード。あれiPhoneかMacBookTouchで作って欲しい、つーか、タブレットPCで出来るならそれ買います。絶対買います。コンパーチブルなWin7で出るアプリでも良いんです、欲しいんです!




1- 芝生型のピッチシート。全体、味方ゴール、敵ゴール、コーナー4箇所のシートを選択可、フリックで動かせる。

2- 任意の場所をタッチするとそこに○(プレーヤー)出現。複数タッチ後下フリックで色が選べる。(4種類くらいあるとベター)

3- ダブルクリックでボール出現

4- 選択してシェイクで消える

5- 任意の設定を記録可能

うーん、簡単だ。でもこれがあると凄く練習を教えやすい気がする。ボード持ちながらでもいいんだけどね。もしかしたらもう無いかな?探してみよっと。世界中に俺と同じ事を思っている熱いアプリ製作サッカーマンはいるに違いない!!

・・・仕事しよっと(笑)

追記:Sorizeフットサルという5人制のフォーメーションアプリはありました!やっぱりフルコートはiPhoneにはきついですかね。ノートPCは操作性や携帯性が難点だし・・・

スクールって難しい。

昨日は息子のサッカースクール。週に一回、90分間のレクチャーなのだがやはり選ばれた子たちばかりなのでレベルも高い。そこでは主に個人の1対1に関するスキルを磨く場所で、狭い局面での勝負の仕方を色々教えてくれているのだが、昨日見た内容は今までと違いスペースの選択や集団でのボール奪取の方法を教え始めていた。段階を踏んでレベルアップしていくのだろう。

その後のミニゲーム、キーパーは交代するものの、その後のポジション取りは比較的緩やかで攻めたい子は攻め、守りたい子は守るといった感じ。息子がいたチームは攻め気の選手が多くみんなボールをもらいに行く事無く、スペースに走りこんでもらう動きを連続で行う。もちろん基点から離れる動きを全員がするのでパスも繋がらず、守りに戻ってくる選手も少ないので連続で得点を奪われる展開に。

コーチが助太刀に入るとその傾向は一層顕著になり、ロングパスを蹴れるのでさらに基点を作らずにポジションはワイドに。コーチももどかしそうにしていたが、あえてみんなには伝えず黙々と失点を重ねる。結果そのまま練習終了。途中で見学の父兄の方が「ポジションを決定せずにそのまま失点を重ねているのは、ポジション取りを指示しないコーチが・・・」と繰り返し述べておられた。(違うかもしれないけどそんなニュアンス)

誰の批判をする気もないのだが、週に一回のスクールで教えるのは限界があるし そこは修正できるレベルの子達なのではと思う。教えれば出来るが、自分達で修正する動きが無いのは正直ガックリした。帰りに息子と車中で話し、今日の流れを聞いたところ、所属チームでなるべくワイドにスペースを使おうと言われているので、ポジションチェンジの際も気をつけてなるべく大きなポジション取りを心がけたそうな。なるほどと得心。確かにふくらんで広がる動きは再三していたし、頻繁に動きなおしたりもしていた。

その後に、自分と同じ動きをする選手が複数人いて、それを後ろから見ていて同じ動きをする事のミスを再確認、ポジションが被っていたら中に切り込んだり、ボールをもらいにいって捌かなければと教える。ちょっと難しいかな。

せめて週に2回あればそこら辺もゆとりをもって勉強できるのだけど、もどかしいのはコーチ本人だと思うのだが(笑)やはり練習終了後に、守備の意識の低さと攻守の切り替えの遅さを指摘されたとの事。これからは頭を使ってやるサッカーへ移行していく。その中でなるべく丁寧なトラップおよびターンの練習が必須。考えて欲しい事をこちらが教えるのではなく、視野が広がり考える余裕の出来る正確な動作を覚えて欲しいし、みんなにも指導したいもんだと改めて感じたのでした。

2009年10月20日

選抜の功罪

息子のチームが昨日から選抜制度を導入した。練習の段階から3年生でも上手な子を8名ほど選んで4年生チームと混ざって練習するとの事。無論、天井効果もあり伸び悩んでいる風に見える息子にとっては良い話なのかも知れないが、選ばれなかった子供のモチベーションの維持や上のレベルでやる事に馴染めない子も出てくると思うので、今まで以上のフォローが必要になってくる。飛び級制度というと聞こえが良いかもしれないが、現在の少年サッカーチームは学年による人数の偏りが多く、極端に少ない学年がある。それにより上のレベルでやる子も当然出てくるのだが、上級生を差し置いて試合に出る子供がいるとチーム内のバランスが色々崩れてくる事もあるので難しいね。今まで3年生相手ではフィジカルで押し切れていた子供が上の学年ではさっぱりで自信をなくしていくのが最も怖いところ。

実はこの一件、自分が絡んでいるのでさらに悩ましい部分があり・・・多くは語れないけどお父さんコーチの弊害というのが自分の活動により起こっているのかもしれない。正味の部分で我が子可愛さで始めたというのが実情であり、理想と現実の狭間に悩める最近なのであります。

2009年10月19日

ブログ初めて徒然と。

えー、ブログを初めて始めて(韻踏んでます)しばらくたった訳です。mixiはやってたんだけど、何となく閉塞感を感じて布団から飛び出してみた訳ですが。やっぱり違うもんだなぁと。こんな場末のおっさんブログに来る人なんて本当に限られていて、しかも検索ワードに引っかかった内容とは程遠い事がダラダラ書き連ねられてる訳です。

ただ、招待とかコメントとか気にしなくて良い分気分的に楽かな。いや、mixiだって気にせずにお気軽にやれば良いんだろうけど、何となく性分的に出来なくて。大きな違いと言えばmixiは非公開にしていたんで閲覧は多くても最新の記事を読んでいく感じなんだけど、ブログは過去の記事も検索ワードから来てくれる人が多いところだろうか?

どちらにしても意外と楽しいのでまったりと続けていくかな。mixiの過去ログをあっさり捨ててしまったのはもったいない気もするけど。

2009年10月18日

誘拐児



 本日は練習も試合も無く、レベスタにラグビーを観に行こうか春日陸上競技場にアンクラスの試合を観に行こうか、小郡に高校サッカーを観に行こうか悩んだ挙句・・・ どこも行かず(笑)近くの公園に遊びに行った息子を発見できませんでした。ガックリきて図書館へ。

そこで選んだ本がこちら、ざっくり話すと実母と信じていた母が 死ぬ間際に残した「お前は誘拐・・・」という言葉から始まった自分の出生の疑問、過去の記憶から呼び起こされる恐怖、さらに調べれば調べるほど疑念が深まり・・・、並行して今まで地味な人生を送っていた女性の変死から主人公の誘拐事件の捜査へと複雑な線が絡まり展開していきます。

読んだ感想は、プロットはしっかりしているけど人物の深みが無く、誰が何をしたいのか途中でわからなくなります。書き分けが出来ていないと言うか・・・それでもざっと読み進めていくわけですが、主人公の恋人がまた行動的すぎて何だか興ざめ。こういう小説って展開を進めていく人が必要で、刑事とかの場合は「捜査」があるし本人の場合は「疑念」が有力な動機になり得るんだけど、恋人とかって弱い、付き合って(知り合って)すぐにそこまで危険に身をさらす、その動機が「恋に落ちたから」ってのはどうなのか!いや、否定する訳じゃないんだけど安易に逃げすぎかな。

読み物としては面白いんだけど、誘拐児のタイトルも直球だったな。江戸川乱歩賞と言われるとちょっと厳しい気がする。とりあえず他作も読んでみたい作家と言うところ。読み終わった後に息子が帰ってきて「大冒険してきたよ!」と喜んでおりました。まー、元気に遊ぶのは良い事さ・・・

2009年10月17日

マスターコントロール

 

iPhoneアプリでナイキフットボール+プレゼンツ:マスターコントロールなるものを今更発見しました。バルサの基礎的な練習内容やイニエスタやセスクのプレーの要点を簡単に説明してくれる練習補助アプリとでも言いましょうか。練習のメニューは4週間にわたって行うように計画されています、基礎的なボールタッチから2人での効率的な練習など。




正直な話、基礎的な内容だけあって目新しいところは無いのですが、実際に見ながら出来るのはやっぱり嬉しいですね、プレー経験の無いお母さんやお父さんは子供と練習する際に非常に役立つのではないかと思います。特に「プロによる洞察」は非常にシンプルなプレーながらやるべき基礎的な動作が細かく解説されていて役に立ちます。息子も「世界一のバルサの選手」と言うだけで大興奮!あー、それ俺がいつも言ってる事なんだけど!!

出来ればクーバーコーチングのような基礎的な個人練習が解説された物もあると嬉しいですね、Youtube内の映像は駆け足で紹介されているので、高学年の子は見て理解出来ますが低学年の子にはちょっと難しい。低学年の時こそマスタリー系の反復は必要ですし。

しかし、便利な世の中になったものです。Web上に転がっている様々な練習内容をまとめれば結構な量になりますからね。使わなくなって久しいプロジェクターとスクリーンを引っ張り出して今日は息子とサッカー練習内容ビデオ三昧といきますか(笑)

2009年10月16日

優先順位

最近、3年生チームの対戦を通して感じる事。指導者がパスサッカーをしたいがあまり子供の選択肢が狭められて窮屈なサッカーになっているチームが散見される。いよいよこの時期に入ってきたのだなーと思う。団子サッカーからは脱却しても良いと思うのだが、要はどうやって団子になっているのか、その仕組み?を子ども自身が気づく前に安易な横パスによって団子から抜け出していくのはいかがなものか?

うまく説明できないのがもどかしいのだが「ドリブルサッカー」と「パスサッカー」を二元論で考えているからバランスがおかしくなってしまうのだと思う。指導者が「パスをしよう!」というと子供は「ドリブルはしちゃダメ」→「パスしかない」と理解する。ここをどうやって効率よく正確に教えていくかで指導者としてのセンスが問われるのではないか。

しっかりトラップの前に周りを確認してスペースを見る習慣をつけさせる、しっかり来たボールを足元ではなく蹴りたい方向に転がせる。ドリブルの際にも一度足元で止めてから動き出すのでは遅い、突破のドリブルではなく キープのドリブルをさせる。足元→足元へのパスは練習では良いかもしれないけど試合の際には必ず餌食にされる。ターンの方向にも気をつけないとダメ。こういった基礎技術の上達無しにパスサッカーなんて意味が薄れる気がするのだけど。

ドリブルで抜く気の無い選手のパスなんて怖くも何ともないし、そんな選手ばかりが効率を求めてパスサッカーするなんて子供は楽しくないと思うんだけどなー。まだまだドリブル至上主義で行きたいけどチームの方針もあるし難しいところ、

2009年10月14日

4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する




連休中に読みました、この手の戦術本は疲れるのであまり読まないのですが面白かった。内容に一部疑問な点もあったけどそれを加味しても一読の価値はあると思う。まー、要はサイド攻撃の時代だよ!今は!って事なんだろうけどね、あえてロッペンのいる所にポジションをつけずにフリーにさせて、そこを捨てる代わりに同サイドを攻めまくって穴を塞ぐなんて芸当はなかなか出来ない発想だし、言われなきゃわからない自分の節穴さを笑うしかなかったりする。この試合見てたのに(笑)

批判もあるみたいだけど、こういう見方もアリなんじゃないかと。人間臭さに特化してお涙頂戴のノンフィクションが得意な人がいれば、戦術論からサッカー全体を語ろうとする人がいてもアリ。要は書き手のスタンスが変わらなければ後は読者が選択すればいいんだし。まー、少年サッカーの参考になるはずは無いけどね。

2009年10月12日

山場の一戦

今日のリーグ戦は3戦目に大一番を控える大事な試合、勝てば全勝で最終戦の強豪チームと戦う事が出来るとあって子供たちのテンションも上がり気味!

そして迎えた第1戦でよもやの1-3負け(笑)相手は練習試合では勝ってるんだけどなー、3戦目に意識が行き過ぎたってのと向こうの得点が素晴らしかった。ゴールでかいし!!そこで早くも息子号泣、2戦目は辛くも2-1勝利、そこで迎えた第3戦、これで負けたら優勝の目はまず無い、気合入れて臨んだ開始2分位でコーナーキックから失点!(笑)あららー、ガックリきてダメかな?と思ったらこれで闘志に火がついた、いつもの捨て身のガチンコ勝負を挑み見事逆転に成功!結果2-1で勝利。

終わってみれば取りこぼしはあった物の強豪相手にきっちり勝ったので良しとする。でも、他のチームも着実に力をつけてきており、ここでまた底上げを図りたい所、また精進しますか。

2009年10月11日

振り向くな君は美しい・・・


日曜日は朝練、いつものメニューをこなしたのですが、最近やらされている感が強いのか自分で考える段階で「わからん・・・」と言う事が多い。反抗期ってのもあるのかもしれないけど、生活態度全般にも同じ傾向が見られるのが心配。全般的に楽しんでやってるし終わったあとは満足感があるみたいだけどね。ちょっと考えなければいけない時期にきているような気がする。

その後は同じチームの子達3人を引き連れて高校サッカー福岡予選を見に福岡フットボールセンターへ。筑紫高校と高稜高校の一戦を観戦しました。絶対的なフィジカルの差を感じる一戦でしたが最終ラインからしっかり繋いで行こうとする筑紫高校のサッカーと強力なカウンターの高稜高校、見ごたえのある試合でした。

結果は後半自力に勝った高稜高校の貫録勝ちといった所、9番・10番の圧倒的なフィジカルは凄いね。惜しむらくは筑紫高校のキャプテンの8番の子が足が痛くてベストな状態ではなったこと、負けたら即引退の大会で無理を押して出場したんだろうけど、ワイドに開いてパスをつないでいくサッカーの核が動けないのでは勝負にならない。それでもピンチの場面で体を投げ出して何度も失点を防ぐ姿には素直に感動させられました。

子供たちに感想を聞いたら「速い!強い!」「キック力が凄い!」「初めてイエローカードが出るのを見た!」など興奮した面持ち。半分以上見てなかったくせに(笑)帰りにグラウンドに行って球蹴り。最後はコンビニでガリガリくんの王道パターン、運動した後のガリガリくんは変わらず美味しいね。

2009年10月10日

決戦前の練習

土曜日は月曜日に向けての練習を行いました。3時間と長丁場の練習だったのでマスタリー系の練習から個人で出来る練習までを一通りおさらい。その後は3人で練習できるパターンのコーディネイト、最後に10対10の練習試合で締め。スペースを意識したドリブルの練習に取り組んでいるけど、正直4分の1位の子しか意味を理解していない・・・ここをどうやって気づかせれば良いのか?

人数が多く、フィジカルに優れた子もいるので何とか形にはなるかな?なんとなーくモヤモヤした気分で練習終了。思えば月曜日の波乱?はここから始まっていたのかもしれません。

2009年10月9日

怪我予防

えー、息子が今週明けの月曜日に左足の痛みを訴えてから4日間、運動厳禁で休ませてようやくボールが蹴れるようになりました。逆足の練習をしていたのですがどうやら日曜日の練習がちょっと厳しかったみたい。違和感があった場合は簡単なアイシングをするんですが、その日は絶好調でバシバシ蹴りまくっててその日の午後も雁ノ巣に行った際に友達と球蹴りしてたんで油断しました。

今まで練習をやらせていて、特に気を使っていたのが「痛くない事」サッカーを始めた当初も靴下は必ず2枚履きで、練習はスパイクだと負担がかかるのでトレシューのみ。毎日体幹トレーニングと柔軟体操を欠かさないのも怪我予防を考えて。ヘディングも3年生から。気をつけてはいても今回のケアレスミス。

他の子供たちにも多いのが、足首痛とかかと痛、足底筋を鍛えるために足の指のグーパー運動と靴下2枚履きは薦めるんですが、どうしても子供は自分の痛みに鈍感なところがあって本当に痛くなるまでやってしまうもの。特に試合が近いと無理をする子供も増えてくるのでそこら辺のケアはしっかりしてあげなくちゃと改めて実感するのでした・・・

さて、月曜日の祝日は大一番を控えております、土曜日は練習、日曜日の予定は確認していないけど練習や試合はあったっけ?ともあれ忙しい週末になりそうです。

2009年10月7日

工人舎PAシリーズ現る



 PC専業メーカーとして唯一ブースを構えていた工人舎では、コンバーチブルなUMPCでありながら、本体サイズが161×111×10~26mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約400gのUMPC「PA」シリーズを展示。近日中に発表するとみられる。
 PMシリーズと同様に小型ボディを採用しながら、ワンセグTVチューナの内蔵やディスプレイ回転機構などを備えた。キーボードは56キータイプを採用する。
  主な仕様は、Atom Z520(1.33GHz)、メモリ512MB、Intel US15Wチップセット(ビデオ機能内蔵)、32GB SSD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応4.8型タッチパネル付きワイド液晶、OSにWindows XP Home Edition(SP3)などを搭載。
 インターフェイスは、microSDカードスロット(SDHC対応)、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、Bluetooth Ver.2.0+EDR、ワンセグTVチューナ、130万画素Webカメラなどを備える。バッテリ駆動時間は約7.5時間。

だそうですが・・・ MacBook TouchやCourierまでのつなぎで何か面白ガジェットでも探してみようか位の勢いで、ぼんやりサイトチェックしてたらこんなのまで出現するとは。PMシリーズを販売する裏にはこんな隠し球を持っていたのですね、恐るべしは工人舎。冷静に考えると価格は8万円くらいになっちゃうと思うので、そうすると競合が色々ありすぎて困っちゃうのですが、この小ささは国産では唯一無二ですからね。

しかし、いつも疑問なんだけどワンセグチューナーってそんなに需要があるもんなのかな?そんなスペース使うなら使いたい機能が色々あると思うんだけど。

コストパフォーマンスというかつなぎの1台で考えたら工人舎の旧モデルの方が安くて楽しめそうなのであっさり見送りですが、ここに来てにわかに盛り上がりを増すUMPCにドキドキ感を抑え切れません!

2009年10月6日

おはぎ



カズ、俺たちのカズ、KINGカズだよお父さん。サッカーファンなら老若男女、知らぬものはいない俺たちの三浦アニキのエッセー集です。と言うか何でおはぎなんでしょう。ミスマッチ狙ってミスキックって感じですね。新聞に寄稿されていたものをまとめた物なので自分の語りたい事があまり話せていないっていうか・・・三浦知良の人生本というより、KAZUとしてのフィルターを通した無味無臭な感じの内容に仕上がっています。2005年当事に読んだ時とは状況も変わっているのでなかなかシンパシーを感じる事が出来ず。

確かに足跡はわかるけどな・・・ 引退した後に本音書いてください!AMAZONのレビューが好評すぎて笑ったけど(汗)ま、カズ信者の俺としては楽しめたけど他人にはお勧めできませんね。しかしKAZUはどこまで行くんだろ?いい加減潮時な感じもするんだけどな・・・

2009年10月5日

日本はバルサを超えられる?

村松さんのブログ「日本はバルサを超えられる」が面白い。FCBEscola福岡が開校して一ヶ月。村松さんの真摯な対応には流石だなー、なんて思いながら楽しく拝見させて頂いている訳だが、やはり保護者の戸惑いも感じられる。自分の知り合いにも何人か通っているのだがその人達の意見も興味深い。

中でも自分の懸念と一致するのが「所属チームではドリブルをしろと言われていて、バルサではそこはパスだと指導されるがどうすれば良いのか子供たちも戸惑っている」という下り。4種登録をしないサッカースクールでは通常、個人スキルの上昇にテーマが当てられる。これはやはり所属チームとの無用な軋轢を避ける目的もある。クーバーコーチングが日本ですんなり受け入れられているのもそれが大きいと、友人に教えてもらい感心した覚えがある。

例えば自分の受持ちの子供がバルサのスクールに通っていて、その子がバルサで覚えてきた事が所属チームではダメだと言われたらその子は、その親はどうするだろう?世にも有名なバルサのトレーニングメソッドに間違いは無いのだろう、ただそれを継続指導出来ないで二つのチームで戸惑い悩むというのは高学年でも心理的に負担だし、低学年の子にいたっては混乱してプレーそのものに精彩が無くなってしまうのではないのかと懸念する。 更に怖いのがその親がバルサのスクールの指導法を盲信して、所属チームの指導法が間違っていると言い出したらどうすれば良いのか。

これに対する明快な解は恐らく無いだろう。願わくばバルサが4種登録出来て、その考え方で試合が出来る環境へ持っていくのがベターなのだと思う。指導法には一長一短があり、これが明確に正しい!というのは恐らく無いが、指導のプロとして一貫した理論を持っている人の方がより好ましいのは自明の理である。昔、アビスパ福岡が4種登録した時に地域のチームとの移籍に関するトラブルが起きて、結局アビスパジュニアユースの4種登録は無くなってしまった。同じような懸念がFCBEscola福岡にもあるのだと思うが。

対立なんて事にはならないと思うが、自分たちにも影響が多くなりそうなこの問題。自分の中でももっと整理して子供たちにとって何が一番よいのか考えなくてはね。

2009年10月4日

雁ノ巣練習



 本日は練習も試合も無かったので雁ノ巣へアビスパの練習を見に行ってきました。前日の試合後のリカバリートレーニングでしたが、13時から1時間程度練習をこなしていました。練習終了時に篠田監督が「残りの試合もそれぞれの人生をかけてしっかり取り組んでいこう」といった趣旨の話があり(遠くからだったの正確ではありませんが)ちょっと複雑な気持ちになってしまいました、残り試合は勝ちに行くのはもちろんですがそれ以上に来期の去就が気になる時期でもあります、篠田監督の後任が小野強化部長に決定濃厚との事ですがとにかく目の前に集中して頑張って欲しい所。

個人的な感想では今期の篠田監督はちょっと時期尚早すぎたかなと。色々な批判は結果からすれば止むを得ないところではありますが、そんなにすぐに結果が出せるほど監督業は簡単なものではありませんし、ここは現場に残って時代の基礎を築いて行って欲しいと思います。布部さんと篠田さんが次代のアビスパを牽引して行ってくれるのがベストかな。

選手のポテンシャルから言えば決して昇格が出来ないチームでは無いと思います。やっぱりフロントが変わらなければ難しいのかな・・・

2009年10月3日

MacBook Touchの使い道



Courierとどっちにするか真剣に悩み中のMacBook Touchなんですが、意外に自分の周辺の人達は冷めていたりします。大きさが7倍になるってのはそれだけ使いやすくなる部分も多いと思うのですが、やはり携帯性に劣る訳ですね。当たり前すぎて申し訳ないが。んで、自分的メリットを徒然と考えてみようかと。

入れているアプリで大画面になって恩恵を受けるのは結構あるんですよね。全力案内とかSafariは言わずもがなだしi文庫も嬉しいな、Youtubeだってこれで見れれば結構な迫力だしカレンダーとかも視認性に優れるので使い勝手は良いはず。ビュアーとして最適化されているデバイスの解像度が上がるんだから当然と言えば当然なんだけど。ゲームはほとんどやらないけどこれはちょっとやりにくいかな?それこそ7インチ液晶位の大きさなら持って操作するのはアリなんだけど、大きすぎる気が。

転じて不利になるのは電話と2tchとTwitterか。ここら辺は寝っ転がって使う事が多いので仕方の無いところだなー。 音楽は寝ながら聴かないのでどっちでも良いかな?

それよりも気になるのがBlluetoothのプロファイル。このデバイスは大きい分それを補完する機器の存在が重要となりますね、夢想するに3G形式の巨大iPhoneには小型の電話機がオプションでついてきて何とそれがマウスにもなっちゃったり、キーボードがとうとう解禁されてミニノートの様に使えちゃったり(半分あきらめてますが)コントローラーがオプションで出てゲーム専用機になっちゃったり、もしくは・・・従来のTouchやiPhoneがその役割を果たすってのは十分現実味のある話だなと。

もともとiPhoneやTouchの入力に慣れているユーザーが、このデバイスの入力時に手持ちのTouchやiPhoneを使えるならさらに使いやすくならないかなーと。ランドスケープ画面の上半分がマウスになって下半分がキーボード・・・ダメか(笑)

思えばキーボードとマウスを否定するところにこの機器のアイデンティティがあるんだもんな、個人的にはそんなに意固地にならんでもジョブスちゃん!って感じなんだけどなー。感圧式のペンはサードパーティから出てるので、もう少し精度が出て細い文字が書けるのならメモ帳用途にも使えるかも、ガンガンメモってPDFで吐き出せれば凄く使えそう、マルチタスク・・・はダメなのか。そこら辺Courierを意識してどんどんパクって欲しい所、というかもうどっちがパクってるかなんて論争は無意味でどっちでもよい物が出ればいいんだけど。


この夢想があと8ヶ月も続くのか、地獄だ・・・

雨・・・

先週はシルバーウィークで試合、今週は雨続きで全く練習出来ず。来週は大事な試合が控えているのになー、お天気には勝てませんね。今日は仕事なので帰ってから練習しようかな。

2009年10月1日

バイエルン福岡

本日オープンのバイエルン福岡に行ってまいりました。クラマーさんに会える!と思ったら開店イベントは9月24日に終わっていたんですね・・・とほほ。気を取り直して偵察です。住所は中央区今川2丁目14-3で天神から百道方面に向かう途中の地行交差点(ガソリンスタンドがあります)を左折してまっすぐ行くと進行方向右手に見えてまいります。今日はオープンという事もあり警備員さんが道路整理をしておりました。



駐車場は4~5台置けるスペースがあるのでお酒を飲まない方も安心。店内に入ると入り口すぐがパン屋さんになっていて、その横がケーキ売り場でした。ショーウインドウに飾られたパンやケーキはとても綺麗で美味しそう。さらにソーセージやハムもあり、なるほどバイエルン!って感じです。お値段は若干高めでしたがこのクオリティなら納得という感じなのでしょう、近所の方が買い物に多数押し寄せておりました。この人達はバイエルン・ミュンヘンのファンでない事は確かです!んで、店内入って右奥がスポーツバーになっています。20名ほど座れるスペースに中くらいのテレビが何台か設置してありました。雰囲気的には日本的なテーブルに椅子が囲んであってそれぞれのテーブルでわいわいって感じではなく、アイリッシュパブみたいなカウンターに椅子があってそこにかけて観戦するようなスタイルかも。何となく奥に行くのは気が引けたのでもっと感じは違うかも知れません。きっと本場のスポーツバーはこんな感じなのでしょうね。(すみません知識不足で)



壁にはバイエルンの歴史を飾る名選手たちの写真が。脇にはグッズコーナーもありましたが何となく寂しい感じ・・・ もっとアピールしていいんだよ!! 店員さんも忙しい中でしたが皆さん感じよく接客されており、オペレーションもばっちりと言った印象。仕事の合間にお邪魔してコーヒーだけでも飲んでいこうかなと思っていたのですが、思ったより混雑が凄くて(一般の方です、念のため)一人でコーヒーを飲むような雰囲気ではなったので足早に退散。次回は時間をとってビール飲みに行って来ようかと思ってます。

しかし、店内を出てみて改めて感じたのが「なぜこの場所にバイエルン?」ですね。立地的にも回りは普通の民家が立ち並び、夜に酒飲んでサッカー見て応援して!!みたいな雰囲気ではありませんし(きっと近所迷惑です・・・)昨今の天神周辺の1階テナントの空き具合を見れば有利な家賃交渉でもっと最適な場所が借りれたと思います。近くにアメリカ領事館があるのでもしや!と思って調べたらドイツ在福岡名誉領事事務所は千代なんで遠いし。どちらかと言えばレベスタに近い方が良かったかも。あそこら辺も閑散としてるか(笑)他サポの方で土産話ついでに寄ってみるぜ!という気概のある方は覚悟しておいた方が良いかもしれませんね・・・

ともあれ、FCBEscola福岡に引き続き、バイエルン福岡もお越し下さって我が福岡の混迷は深まるばかり。次はどこだか楽しみに待ちましょう!