伊坂幸太郎さんの作品、一つのテーマ、「人類の滅亡」に直面する仙台市のとある集合住宅を舞台にしたオムニバス、様々な人物が絡み合いながら物語が進む伊坂作品お得意の展開。不条理ながらも過酷な現実を突きつけられたときの心理描写が光ります。
が・・・ 正直何だか薄っぺらというか、作品の登場人物が超然としている感がして今ひとつ感情移入が出来ませんでした。短編だし仕方ないのかな。女性受けしそうな作品、そんな印象。
個人的には「篭城のビール」の最後の一言。これだけで泣けた、伊坂ワールドにはまっちゃってるなー、こういう世界観があるから何だかんだで読んじゃうんだよね。
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