本日は福岡Jアンクラスの昇格決定戦in小郡陸上競技場へ。晴天とは行きませんでしたが雨の心配も無く、寒さもそれほどでは無かったので安心しました。こういう大一番ではとにかく不確定要素が不安になります。1時間前に到着、競技場を臨むとすでにサポーターが、当然といえば当然なのですが気合も入るってもんです。
アップ中の選手達、とてもリラックスした様子。みんなが声をかけながら体を動かしていくのですが、監督のうれし泣きを想定して「最後に泣くなよー」とか言いながらパス回ししたり、監督も「何だー!」と笑顔で応戦、とてもこれからの激闘前とは思えず、良い流れを感じました。しかし、本当に雰囲気の良いチームです。
で、肝心の試合開始。今回はあまり内容を問うようなゲームは無く、とにかく2戦通しての勝利のみが至上命題。ラインはずるずる下がる事は無く積極的に押し上げていましたが、ワントップにボールが収まらず厳しい展開、前半はポスト直撃が一本と決定的な一対一が2本あった記憶が・・・ 正直な話ここで一点入っていたら流れは変わっていたでしょう。それもサッカー。今回は女神がこちらに微笑みました。
後半も流れは変わらず、キーパーのミスから失点後、10分ほどはボールが足につかない展開。全体的なジャッジもやや高槻寄りの印象、あと一歩が出ないのでそういう風に見えてしまうのでしょう。それでもこの嫌な時間をしのぎきると徐々にアンクラスの運動量が上回り何度かチャンスを演出します。どうしても最低あと2点は必要な高槻、決定的チャンスも慎重になって決めきることが出来ません。焦りのためかキックの精度も落ちてきて悪循環に陥ります。
結局このまま守りきったアンクラスが0-1敗戦も逃げ切り見事昇格決定!!悲願達成にスタンドも盛り上がりまくり、監督や選手達も安堵と喜びの笑顔で昇格の報告をスタンドへ。
「祝 悲願達成」まさに選手や関わった関係者全員の気持ちのこもった勝利だったと感じました。 来年はこれで晴れてディヴィジョン1で戦うことが出来ます!ちょうど観戦している後方に選手の親御さんとおぼしき方達が座っていらっしゃったのですが、本当に実感のこもった応援に感情移入してしまい、喜びもひとしおでした・・・いや、俺は何もしてないんだけど(汗)
息子に感想を聞くと、やはり川村選手の動きに感心しきり。ピンチを察知していち早くボールに寄せ、奪ってからもタメを作る動きや正確なパス、ドリブルからの判断の良いシュート。あれで骨折して痛み止め飲んでのプレーって言うんだから凄い、今はとにかく休んで治療に専念して下さい。
ちなみに息子がユニフォームが欲しい!サインが欲しい!としきりに言っていたのですが何と所持金が1,000円しかない事が判明し購入できず。嫁さんも俺が持っていると思ってのんびり構えていたとの事。すみません、来期は必ずTシャツとタオル購入します・・・
という事で、無事昇格を決めたアンクラスですが、喜びと同時に来期の不安も頭をよぎります。今回勝利した高槻はデヴィジョン1では勝利を収める事が出来ませんでした、その相手にほぼ互角か圧される内容。今回の敗戦も0-3でおかしくない展開でしたので来期の展望は厳しい、良くも悪くも川村選手のチームなのでそこを抑えられた時の戦術は未知数。資金難のため効果的な補強は望むべくも無く、現有戦力での残留を目指す戦いとなるのでしょう。来期はレベスタおよび博多の森球技場での開催が多くなると思うので、微力ですが応援で少しでも後押しできればと。来期はJ2に北九州と大分が。女子もアンクラスが。何だか観戦の楽しみがグッと増えますね。
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