2011年9月21日

新参者




加賀恭一郎シリーズの8作目なんだね。5作位は読んでるかな。赤い指は泣けた…

オムニバス形式で綴られる人情物語が徐々に犯人逮捕につながって行くというある意味ありがちではあるが興味深い一作。個々の物語がシンクロして行く3話目位からのグルーブ感が非常に心地よいね。

ただ、惜しむらくは殺人事件ありきなのでどうしてもちょっと暗くなっちゃう。ま、殺人事件がなければ加賀恭一郎は動かない訳でこれはいかんともし難い所、それを差し引いても文句なしの快作です。

麒麟の翼も近いうちに読みたい所。

0 件のコメント:

コメントを投稿